規制の欠如であり、情報ではない...。

2010年が始まって11日目だが、すでにヘッジファンド業界の弊害に関する記事がニュースサイトを賑わしている。このような記事を書き続けている記者たちに一言言いたい。あなた方の記事がなければ、私は書くことがなかっただろう。

最新の記事は、ロイター・ブレーキング・ビューの優秀な人たちによるもので、ヘッジファンドが結果の一部を語るというタイトルだ。この記事は、ヘッジファンドのインデックスが悪い情報にまみれていると訴えている。つまり、ファンドにはインデックスのベースとなるデータベースにリターンを報告する義務がないため、うまくいったファンドからしかデータが得られず、結果に欠陥があるというのだ。 投資家と運用会社にとってより良いものにするためにSECとFINRAができることの一つは、投資信託のパフォーマンス報告方法に関する規則と同様のパフォーマンス報告を義務付けることだと、私は何年も前から言ってきた。(このブログの過去記事や私の著書を読めば、私が煙に巻いているわけではないことがわかるだろう)。

問題は、将来の結果を予測する方法として過去のパフォーマンスを見る以上のものが投資にはあるということを、人々がまだ理解していないようだということだ。パフォーマンス測定は重要ではあるが、非常に大きなパズルの1ピースに過ぎない。ヘッジファンド・インデックスの問題は、それが自己目的化していることだ。データの品質が保証されないため、本当の価値は付加されない。これが、ここ数ヶ月間主要なニュースメディアが取り上げてきた、いわゆるヘッジファンド・レプリケーション型上場投資信託の背後にある本当の問題なのだ。正確かどうか確信の持てない情報に基づいて、どうやって投資を行うのか?わからないが、これだけは言える:私は、ヘッジファンドの複製商品を買ったり、ヘッジファンドのインデックス商品に投資したりすることは、その作成に使われたデータが正しいとわかるまではしない。

とはいえ、このような商品を購入する人も多いだろうし、ヘッジファンドのデータベースを投資判断のツールとして使い続ける人もいるだろう。私はその一人ではない。 あるマネージャーについて、先月、先々四半期、昨年の成績はどうだったかと聞かれたら、私はいつもこう答える:

「なぜ気にするんだ?あなたは彼らにお金を預けていない。彼らは今後どうするつもりなのか、どうやって成功する投資戦略を決めているのかを聞くべきだ。 納得のいく答えをもらって、そのマネージャーがあなたのお金を預けるに値するかどうかを判断する材料にしてください。''

投資家とのコミュニケーションの価値を理解することは、1月19日のHEDGEAnswers Callでお話しするトピックのひとつです。

ぜひご参加ください。参加登録はこちらから。

私を狂わせるもの

今週は何も報告することがない。きっと変わると思う。ご期待ください。

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